小山明子 うつ改善し多趣味に ネイル、水泳、麻雀…「最後まで元気でいたいし、おしゃれも」

[ 2023年1月16日 14:52 ]

小山明子
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 映画監督・故大島渚氏の妻で、女優の小山明子(87)が16日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。2021年に発症した、うつ病が改善しつつある現状について語った。

 大島氏が脳出血で倒れた1996年ごろにも、うつ病を発症。「治るのに4年くらいかかりました。今回は家族が助けてくれたから、それが大きかったですね」と家族愛が改善の主要因となった。加えて、今では長男と月1度の焼き鳥店での“デート”を楽しむなど、活動的になったことも大きかった。

 「この前、(長男の)武の隣に来たお客さんが、武と飲み友達みたいで私のことを“お母さんですか?”って。“すごく、お爪がきれいですね”って。男の人に爪を褒められたの初めてなんですけど、その方、美容師さんだったんですよ」。初めての体験に「おかしかった」と大笑い。「うつを卒業して、自分でこんなことしていちゃダメになるってと思って、エステも行くようになったし、爪もジェルネイルですけど、やるようになった」と気持ちを力強く前に向けた。

 家族とのふれあいだけでなく、体を動かすことにも意欲的に。「水泳教室を20年、週1回やっていて、前のうつの時に水泳教室に行って抜けたから、今も週1回」と言う。さらに麻雀やコーラス教室などにも通うようになった。「年を取ると握力がなくなったり、できなくなることがいっぱいある。できなくなったことは嘆かず、できることをやろうと。つまらないですもんね。何年、生きられるか分からないのに、最後まで元気でいたいし、おしゃれも」と穏やかな笑顔で話した。

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2023年1月16日のニュース