宮根誠司　岸田首相の外遊同行記者の多忙ぶりに同情「パスタも食べてないしワインも飲んでないのや？」

宮根誠司アナ
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　フリーアナウンサー宮根誠司（59）が16日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）に生出演し、岸田文雄首相の外遊に同行した同局の記者をいじる場面があった。

　番組には、岸田首相の外遊に同行した平本典昭記者が中継で出演。9日にフランス、10日にイタリア、11日に英国、12日にカナダ、13日に米国と、各国の首脳と会談した。1週間でほぼ世界1周という強行日程で、平本記者は「取材していますと、顔に疲れが出るとか、少し目が充血しているなというのはもちろんありました」と、岸田首相にも疲れが見られた様子も伝えた。

　すると、宮根の興味は岸田首相よりも平本記者に。「平本さんも少しは寝ることできたんですか？」と振ると、平本記者は「僕は飛行機の中で寝るのは得意な方なので」と返答。それでも、「政府専用機で移動中は寝ましたけど、会談が終わった後、移動時間中に原稿を書いたり、時差もありますので、時差ぼけも。実はこの午後の時間帯が一番眠いんですけど」と、率直に打ち明けた。

　宮根はさらに「いろんな国5カ国行ったじゃないですか？そこの国のおいしい物を食べる時間はあったの？」と、取材合間の行動についても質問。平本記者は「正直なくて」と答え、「イタリアはさっき計算したんですけど、ほぼ5時間くらいしかなくて。移動が2時間くらいあるので、滞在して自由な、移動時間以外は2時間だけで、2時間の中でも、会談があって会談の原稿を書いていたりすると、過ぎてしまう。空港と記者団が原稿を書くホテルとの往復で、イタリアの地は一歩も足も踏み入れていないような」と説明した。

　イタリアの食を楽しめなかった記者に、宮根は「パスタも食べてないし、ワインも何も飲んでないのや？」と驚いていた。平本記者は、米国で夕食の時間を取れたと明かしつつ、「イタリア、フランスも時間がなかったのでなかなかゆっくりはできなかったですね」と答えていた。

　首相さながらの記者の強行軍に、宮根は「しんどい仕事やな…」と同情した。一方で、「日程的にもしんどいと言うとかんと、“お前、お前、楽したな”と言われるしね。若干、減らしとかんとね。食べた言うのもね」と、記者の“過少申告”に疑いの目も。平本記者は「いや、ホントのことです。盛ったりはしてないです」と苦笑いで応じていた。