「どうする家康」第2話15・3% 初回から微減も好調維持 2週連続の同時間帯横並び&トレンド世界1位

[ 2023年1月16日 09:01 ]

松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」のメーンビジュアル (C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は15日、第2話が放送され、平均世帯視聴率は15・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。初回(1月8日)の15・4%を0・1ポイント下回ったものの、同時間帯(後8・00~8・43)横並びは2週連続トップ。「#どうする家康」が放送中から2週連続ツイッター世界トレンド1位に輝くなど、反響を呼んだ。

 連続ドラマ第2話の視聴率は初回から下がる傾向にあるが、0・1ポイント微減にとどめた。2016年「真田丸」(初回19・9%→第2話20・1%)、18年「西郷どん」(初回15・4%→第2話15・4%)を除き、過去10年で最も小さい減少幅。横並びはテレビ朝日「ポツンと一軒家 2時間スペシャル」(日曜後7・58)の14・1%を抑え、2週連続の1位と好調をキープした。

 配信全盛時代となり「リアルタイムの世帯視聴率」は急激に低下。ゴールデン帯(午後7~10時)の総世帯視聴率(HUT、関東地区)は、

 2021年(21年1月4日~22年1月2日)=58・0%
 2022年(22年1月3日~23年1月1日)=52・8%

 5・2ポイントも激減。これに伴い、全番組の数字が低下している。

 大河ドラマも年々、配信「NHKプラス」「NHKオンデマンド」による視聴が増加。午後6時からのBSプレミアムを選ぶ大河ファンも多い。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河“初出演”にして初主演となる。

 第2話は「兎と狼」。今川義元(野村萬斎)がまさかの討ち死。織田軍に包囲され、松平元康(松本)は絶体絶命。しかし、織田信長(岡田准一)は突然、退却を始めた。元康は大高城を捨て、瀬名(有村架純)が待つ駿河・駿府に帰ろうとするが、家臣団は故郷・三河に戻りたいと猛反対。元康は渋々三河へ向かうが、敵の罠にハマり、重臣・鳥居忠吉(イッセー尾形)が大ケガを負うなど、松平軍は大混乱に陥る。何とか三河・岡崎の大樹寺に逃げ込むが…という展開だった。

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2023年1月16日のニュース