三谷幸喜氏 遅筆で引退覚悟も…あの大物俳優のおかげで回避「2日あれば俺たちできる。心配ないと」

[ 2023年1月16日 12:16 ]

三谷幸喜氏
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 脚本家・三谷幸喜氏(61)が15日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・15)に出演。「伊東さんのおかげで今がある」と俳優の伊東四朗(85)に感謝する理由を語った。

 昔は遅筆で有名で、舞台初日になっても台本が完成せず、延期したことも。「こんなことは絶対に繰り返さないって誓って。また初日をずらすようなことがあったら、引退するって30代の頃に誓った」。しかし、そう誓った矢先に、佐藤B作が座長を務める劇団東京ヴォードヴィルショーの舞台の台本が遅れてしまった。「初日をずらそうってなりかけた。B作さんが“本番まで1週間ない。本もほぼできてない。無理だから初日をずらそう”って」。「初日が遅れたら筆を折ると決めていた」三谷氏は「2度と舞台はやらないんだな」と引退がよぎった。

 そんな中、出演者だった伊東が「やろうよ。2日あれば俺たちできるよ。全然心配ない。ギリギリまで待とう」。その言葉にB作も納得し、三谷氏も「ギリギリまで台本を書くことができて、結局初日は遅れなかった」とした上で、「伊東さんのおかげで今がある」と恩人に感謝した。

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