「どうする家康」初回は配信も好調!NHKプラス視聴数 歴代全ドラマ初回1位を記録 前作「鎌倉殿」超え

[ 2023年1月16日 15:35 ]

松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」のメーンビジュアル (C)NHK
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 NHKは16日、嵐の松本潤(39)が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)初回(1月8日)の同時・見逃し配信サービス「NHKプラス」における視聴数が、これまで同サービスで配信された同局の全ドラマ初回の中で歴代最高を記録したと発表した。自動的に、前作「鎌倉殿の13人」初回も超えたことになる。

 同時または見逃し配信における視聴数。放送当日から見逃し7日間の数値を集計した。具体的な数字は明かさなかった。

 初回の平均世帯視聴率は15・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前作「鎌倉殿の13人」の初回17・3%を1・9ポイント下回ったものの、同時間帯(後8・00~8・58)横並びはトップ。「#どうする家康」が放送中からツイッターの世界トレンド1位に輝くなど、大反響を呼んだ。

 横並びはテレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)の11・3%、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)の8・3%を抑え、ダントツの1位。

 配信全盛時代となり「リアルタイムの世帯視聴率」は急激に低下。ゴールデン帯(午後7~10時)の総世帯視聴率(HUT、関東地区)は、

 2021年(21年1月4日~22年1月2日)=58・0%
 2022年(22年1月3日~23年1月1日)=52・8%

 5・2ポイントも激減。これに伴い、全番組の数字が低下している。

 大河ドラマも年々、配信「NHKプラス」「NHKオンデマンド」による視聴が増加。午後6時からのBSプレミアムを選ぶ大河ファンも多い。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河“初出演”にして初主演となる。

 第1話は「どうする桶狭間」。サブタイトル通り、「桶狭間の戦い」(永禄3年、1560年)が描かれ、主人公・松平元康(のちの徳川家康、松本)の師・今川義元(野村萬斎)が討ち死に。元康は織田信長(岡田准一)の進撃に震え上がり「どうする?」を突き付けられた。

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2023年1月16日のニュース