森高千里 女優デビュー作で過酷すぎる極寒撮影「これ落ちたら絶対私、死ぬかも!」

[ 2023年1月16日 17:37 ]

森高千里
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 歌手の森高千里(53)が、15日放送のBSフジ「霜降り明星のゴールデン☆80’S 2時間SP」(後8・00)にゲスト出演し、女優デビュー作での過酷な撮影を振り返った。

 86年に「第1回ポカリスエット・イメージガールコンテスト」に優勝し、上京して芸能界デビューした。優勝者には歌手デビュー、映画出演、さらにCM出演という三本立ての特典が用意されていたという。

 そんな森高にまず立ちはだかったのが、言葉の壁だった。「音大に行こうと思ってやっていたので、そこから東京に出て来て、修学旅行くらいでしか行ったことなくて。行ったら、熊本弁というか、標準語がなかなかしゃべれなくて、イントネーションが全然違うので、苦労しました」。演技も未経験で、「演技の勉強もしたことがないのに、いきなりやらなきゃいけないし、それがすごく大変で」と明かした。

 87年には映画「あいつに恋して」で初めての演技に挑戦した。ロケが行われたのは、北海道の最東端・別海町。「そこがめっちゃくちゃ寒くて、マイナス30度とかいくくらい寒い中で」。役どころは地元の牧場の娘だったといい、「演技で必死でやらなきゃいけないのに、馬に乗らなきゃいけなくて」と振り返った。

 撮影では、坂で道産子馬に乗るというシーンも。「もちろん練習はしたんですけど、行ったら下がアイスバーンみたいになってて、そこの坂を走らなきゃいけなくて、“これ落ちたら絶対私、死ぬかも!”というようなシーンもしなきゃいけなくて。でも必死に落ちないようにやったんです」。体を張った乗馬シーンは、監督からの評価も高かったようで、「馬のシーンだけは“ちゃんとできてる。かっこいい”と褒められて」と告白。一方で、演技の方は「下手くそ!みたいな、ずっと。すごかった」と苦笑いで明かした。

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2023年1月16日のニュース