藤井聡太棋聖、序盤は永瀬拓矢王座とほぼノータイムの応酬 1勝1敗の棋聖戦第3局始まる

[ 2022年7月4日 09:11 ]

開局を待つ藤井聡太棋聖(右)と永瀬拓矢王座(日本将棋連盟提供)
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 将棋の第93期棋聖戦5番勝負は4日午前9時、千葉県木更津市の龍宮城スパホテル三日月で第3局が始まった。

 先手は2連覇中の藤井聡太棋聖(19)=王将、竜王、棋王、叡王含む5冠=で、初手は飛車先歩の突き出し。後手の永瀬拓矢王座(29)の応手も同様だった。戦型は角換わり腰掛け銀。序盤は両者ほぼノータイムの応酬で進行している。

 今5番勝負は第1局(6月3日)が2度の千日手の末、永瀬が先勝。第2局(15日)は藤井が終盤の逆転劇で制し、シリーズ成績は1勝1敗。今局の勝者が王手をかける。

 持ち時間は各4時間。正午から1時間の昼食休憩を挟み、終局は夜になる見込み。

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