黒柳徹子&Sexy Zone佐藤勝利 63歳差の朗読劇 「ハロルドとモード」で初共演

[ 2022年7月4日 04:00 ]

朗読劇「ハロルドとモード」に出演する黒柳徹子
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 黒柳徹子(88)とSexy Zoneの佐藤勝利(25)が朗読劇「ハロルドとモード」で初共演する。東京公演は9月29日から10月13日までEXシアター六本木で。大阪公演も行う。

 今作は1971年に米国で映画が公開された、年齢差60歳の男女のラブストーリー。その後舞台化され、77年には来日公演が行われた。当時黒柳は同公演や文学座の先輩の長岡輝子さんが出演した舞台を観劇。「笑いと涙が交錯してとっても印象的でした。その頃からモードを演じてみたいと思っていました」とかねて今作への出演を熱望していた。

 2020年に生田斗真(37)と念願の初上演。ライフワークとして昨年も上演し、ジャニーズWESTの藤井流星(28)とタッグを組んだ。

 3回目の上演となる今年、白羽の矢が立ったのが佐藤。実は小学生の頃に担任の教師が黒柳の著書「窓ぎわのトットちゃん」を毎朝朗読してくれていたという。「今思えば、朗読によって想像力をかき立てられた初めての経験で、今でも僕の心に残っている」と明かした。それから10年以上がたち、朗読劇初挑戦となる今作で、黒柳と初共演を果たすこととなった。

 佐藤は近年役者としても成長。昨年「ブライトン・ビーチ回顧録」でストレートプレー(歌や踊りのない舞台)に初出演。今年はKinKi Kidsの堂本光一(43)主演舞台「Endless SHOCK」の主人公に敵意を向けるライバル役で、正統派のイメージを覆した。

 今回挑む朗読劇について「自分にとって声だけでその人物を表現できるということは、お芝居をする上である種の最終形」と位置づけ。「新たな自分の表現を探す貴重なきっかけを頂けた」と新境地を開拓する決意を示した。

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