藤井フミヤ「チェッカーズ」がスーパーアイドルバンドになったワケ「革ジャンみたいなのを着てたら…」

[ 2022年7月4日 11:03 ]

藤井フミヤ
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 シンガーソングライターの藤井フミヤ(59)が3日、TBSラジオ「藤井フミヤ RED RADIO PARTY」(後8・00)に出演。「チェッカーズ」が人気となった要因を明かした。

 福岡県久留米市出身の藤井は1983年9月にロックバンド「チェッカーズ」のリードボーカルとしてデビュー、92年の解散後はソロとして活躍してきた。チェッカーズとしてのデビュー曲「ギザギザハートの子守唄」は「あんまり売れなかったんですよ、実は」としたが、2枚目のシングルとなる「涙のリクエスト」で人気に火が付き、次々とシングルを発売していたため、「ベストテンに3曲入っちゃったんですよね」と明かした。

 「それで84年に、私たち、スーパーアイドルバンドになってしまうんですけどね。そんなにアイドルになるとは思わなかったんですけど」と藤井。要因としては「スタイリストの堀越絹衣さんっていう人がいるんですけど。トータルコンセプトは秋山道男さんていう人が作ったんですけど、その人が堀越絹衣さんを連れて来たと思うんですけど、その堀越絹衣さんがですね、俺たちに全身チェックの服を着せたんですよ。非常に流行注視みたいなところから抜け出たみたいなファッショナブルな。あれのせいだね。俺たちアイドルになったのは。あれが革ジャンみたいなのを着てたら、そこまでアイドルになってないと思う」と振り返った。

 さらに「ツンツンヘアーになって。当時世の中にいっぱいいたヤンキー、全員リーゼントだったんですけどね、このリーゼントがみんなツンツン頭に変わるっていう。チェッカーズカットっていうのがツーブロックだったんですよ。いわゆる両サイドがグワーっと刈りあがっているどころか坊主、で上だけ立てるっていう」と回顧。「これを女の子がやり始めちゃったから、ちょっと学校で問題になった。絶対に女の子がやっちゃいけないような頭だったからね。そういう社会現象が起きましたね。チェッカーズは」と語った。

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