ふかわりょう「それこそ私は差別意識があるなぁ、と」 ネットニュース批判するネット民にやんわり苦言

[ 2022年7月4日 21:54 ]

ふかわりょう
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 お笑いタレントのふかわりょう(47)が4日、番組MCを務めるTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後8・30)に生出演。ネットニュースを書いているライターに対するネット上の“差別意識”にモノ申す場面があった。

 番組で、就職情報サイト「就活の教科書」が公開した「底辺の仕事ランキング」の話題を扱った際、月曜コメンテーターを務める俳優の梅沢富美男(71)が筆者に対して「最低だよ」「失礼だ」「バカヤロー!」などと激怒。

 その流れで、ふかわは「私、たまに引っかかるのが、我々のような仕事をしていると、発言が切り取られてネットニュースになるじゃないですか。で、そういう記事を見た時に“テレビを見て記事を書くなんて誰でもできる”ってコメントを散見するんですけど、でもそれは、私はそれはある種の差別意識というか。誰でもできることだから決して悪いわけでもなく、テレビを見て記事を書くことが楽に感じるかもしれないですが、でも、それも立派な仕事であって、それを“テレビ見て書いてるなんて楽でいい”なんてのは、それこそ私は差別意識があるなぁ、と。で、誰でもできることをやる、変化のない仕事をやるってすごく大切なことだと思うんですね」と真面目な表情で語りかけた。

 これには梅沢も「よく言った!」と賛同し「必要ない仕事なんてないから!」と続けると、ふかわは「ええ。ですよね」と何度もうなずいていた。

 「就活の教科書」が公開したランキングは2021年5月に掲載されたもので“底辺職”として12の職業を挙げ、それぞれの職業が“底辺”とされる理由などを紹介。これが最近になってSNS上で拡散され「職業差別を助長する」と炎上した。現在、当該記事は削除されている。

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2022年7月4日のニュース