「鎌倉殿の13人」壇ノ浦の戦いは5・8!紀行なし45分“異例の予習放送”へ 義経「八艘飛び」も登場

[ 2022年4月22日 18:10 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第18回「壇ノ浦で舞った男」。源義経(菅田将暉・左)と弁慶(佳久創)(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)のヤマ場の一つ「壇ノ浦の戦い」(1185年)が5月8日放送の第18回で描かれることが22日、分かった。副題は「壇ノ浦で舞った男」。場面写真も解禁された。オンライン会見に臨んだ制作統括の清水拓哉チーフ・プロデューサー(CP)は「源平合戦のクライマックスをたっぷりお楽しみいただくべく」、番組の最後に流れる「紀行」の2分を本編に組み込み、放送時間が通常より長い45分になると明かした。第18回の紀行(壇ノ浦)は“特別版”として、第17回(5月1日)オンエア後からの第18回までの1週間のうちに“予習”として先行放送の“異例”の試み。放送枠は未定。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 昨年に伊豆ロケも行ったが、大海戦を描くためVFX(Visual Effects=視覚効果)も使用。源平合戦最大のクライマックスとあり、VFXチームが総力を結集。作業はオンエア直前まで続くといい、清水CPは「例年と比べても相当な規模のVFXのシークエンス、より迫力のあるものになっています」と力を込めた。

 源義経(菅田将暉)の「八艘飛び」も登場。「壇ノ浦の戦いを描く上で不可欠な重要なピース。是非、期待していただきたいです。同時に、単なる源義経の活躍物語にはならない描き方になっていると思いますので、そこも是非、注目していただけたらと思います」と呼び掛けた。

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2022年4月22日のニュース