五大路子 柳生さんを悼む「遠く離れていてもずっとほほ笑んでくれているような人」

[ 2022年4月22日 05:31 ]

柳生博さん死去

19年12月、八ヶ岳倶楽部の近くの森を柳生博さんの案内で散策する五大路子(五大本人提供)
Photo By 提供写真

 柳生さんと1977年のNHK連続テレビ小説「いちばん星」で共演した女優の五大路子(69)はスポニチ本紙の取材に「遠く離れていてもずっとほほ笑んでくれているような人でした」と悼んだ。

 前日20日に柳生宗助さんからメールで訃報を知らされたという。最後に会ったのは19年12月。「無性に会いたくなった」と、八ケ岳倶楽部の柳生さんのもとを訪れ、テラスで一緒にワインを飲んだ。「いちばん星」で五大は昭和の流行歌手1号となったヒロインの佐藤千夜子を演じたことから、2人でその代表曲「紅屋の娘」などを歌って盛り上がったという。

 「一緒に10曲ぐらい歌ったかしら。柳生さんは“八ケ岳は僕の庭だ”って言って森の中を案内してくれた。お酒も入って楽しいひとときでした」

 柳生さんからはプライベートでも役名にちなんで「千夜子」と呼ばれていたという。五大は「いちばん星」がデビュー作。「凄い緊張している中で“千夜子ちゃん”と笑顔で声をかけてくださった。凄く優しくて少年のような人でした」としのんだ。

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2022年4月22日のニュース