LGBTQ+の働き方をテーマにした雑誌創刊 元バレーボール選手の滝沢ななえさんら当事者が編集

[ 2022年4月22日 12:27 ]

「BE」編集チームに加わる滝沢ななえさん
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 「LGBTQ+」と呼ばれる性的マイノリティーの働き方をテーマにした雑誌が6月に創刊される。タイトルは「BE」。「ありのまま生きる、働く」という思いが込められている。

 編集スタッフには、元バレーボール選手でレズビアンを公表している滝沢ななえさん、トランスジェンダーでモデルのサリー楓、ゲイのYouTuberとして活動するかずえちゃん、性的マイノリティに関する情報を発信する「fair」代表理事でゲイを公表している松岡宗嗣さんが加わる。

 毎年6月に世界各地でLGBTQ+の権利について啓発を促すイベントが行われる「プライド月間」に合わせた取り組み。求人検索エンジン「Indeed」の日本法人が制作し、6月下旬から都内や希望の企業・団体に無料配布する。これに先立ち特設サイトで5月末まで当事者からの声を募集し、内容に反映させる。

 同社は「『BE』を通じて、職場に存在するLGBTQ+を取り巻く誤解や認識不足を顕在化させることで、働く人々が職場や仕事でどんな行動を取ったり、気を配ったりしたらいいかを知る機会を創出します」としている。

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2022年4月22日のニュース