佐藤二朗「今月分、払ってるはず…」事務所引き抜きの電話を借金返済の催促と勘違い

[ 2022年4月22日 13:48 ]

佐藤二朗
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 俳優の佐藤二朗(52)が22日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。下積み時代を振り返った。

 佐藤は今の事務所に引き抜かれた経緯を紹介。本木雅弘が主演したドラマ「ブラックジャック」で医者Aという脇役で、板東英二にガンを告知する1シーンを演じた。本木も本木の事務所の社長もそのシーンを見て「この人、誰?うちに引き抜け」となり、移籍が実現したという。

 この話を言うと「成り上がった自慢みたいに思えて言わなかった時代がある」とあえて口にしていなかった時期もあったが、先輩俳優に「若い俳優のどれだけ希望になるやら」と言われ、それからは移籍話を公にしているという。

 ただ、引き抜きの電話は最初、「借金返済の催促」と思ったことも告白。今も担当するマネジャーが事務所の名前を言わずに「佐藤二朗さんですか?」と電話をかけてきたそうで「その頃、生活が苦しくて消費者金融に若干の借金があった」と佐藤。「いや、今月分払ってるはずなんだけどな…」と無愛想に答えていると、「本木雅弘や竹中直人の事務所なんですけど」と説明があり「社長が会いたがってます」と引き抜きの話が進んだという。

 今の事務所に移籍してしばらくたつと、俳優1本で生活できるようになり「バイトしないでお芝居のことをずっとやっているだけで生活できるのは、未だに夢のようにうれしい」と笑みを浮かべていた。

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2022年4月22日のニュース