橋下徹氏 コロナ対策には“政治家の勘”も必要?専門家会議は「国家の方針を決めるべきではない」

[ 2022年4月11日 18:43 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が11日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に生出演。新型コロナ対策分科会の尾身茂会長を始めとする専門家会議に対し「これからは自分たちで国家の方針を決めず、データを出して選択肢を見せながら最後の決断は政治家に判断してもらった方がいい」とコメントした。

 橋下氏は番組内で日本のコロナ対策について「これまでの政府の専門家会議は、ちょっと政治家の役割を担いすぎたと思いますよ。感染症対策において、感染症を抑え込むために社会経済活動を抑えるのか、いやそうじゃなくて社会経済活動をきちっと回していくのかは、最後政治判断なんで専門家がやるべきことは、社会活動をこれぐらい抑えたらこれぐらい効果がありますよというデータで示すことですよね」とコメント。

 続けて「ところが尾身会長を始めとする専門家会議は、今まで国家の方針を決めすぎたところがあると思います。尾身さん達は一生懸命やっていたと思うんですが、これからは専門家会議で国家運営を一つの意見にまとめる必要はない。データを色々と出して、たくさんの選択肢を見せながら最後は政治家に判断してもらえばいい」と提言。

 専門家会議が負担を負いすぎている“現状”を危惧し「(コロナ対策の)責任は政治家が負うという方がいいと思います。これ(コロナ対策)は正解が分からない話なので最後は政治家の総合判断、ある意味“勘”みたいなことも必要だと思いますよ」と持論を語った。

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2022年4月11日のニュース