藤山直美も感激! 佐々木朗希の偉業「うれしくて昨日は1日中ニュースで見てた」

[ 2022年4月11日 18:23 ]

故・藤山寛美の写真をはさみ、「三十三回忌追善 喜劇特別公演」へ意気込む(左から)藤山扇治郎、藤山直美
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 女優・藤山直美(63)が11日、大阪市内で「藤山寛美三十三回忌追善 喜劇特別公演」(5月3~26日=大阪松竹座、7月1~25日=新橋演舞場、10月1~23日=京都南座)の製作発表に出席。前日10日に完全試合を成し遂げたプロ野球・ロッテの佐々木朗希投手(20)の偉業に「うれしくて昨日は1日中ニュースで見てた」と笑顔で話した。

 直美は大の野球好きで知られ、この日の会見に、ともに出席したおいで松竹新喜劇の藤山扇治郎(35)にも「佐々木(朗希)さんみたいになってください。完全試合は無理でも、せめてビシッと三振を3つぐらい取れる役者さんになってくれたらうれしいなあ」と、伯母ならではの言い回しで激励した。

 「喜劇王」とうたわれた父・寛美が1990年に亡くなって32年。役者としては「私らとは次元が違った」と最上級の賛辞を送り、父としては「厳しかった」と振り返った。「今言うたら笑われますけど、まったくの男尊女卑、お父さんが言うことが一番でした。けど、そんな家に育って良かった。古くさい家ですけど、今回のお芝居にも生かせますし、自分の宝物として生きていきたい」。

 さらに、寛美の追善公演としては「今回を区切りにしたい」と明かし「父を超える喜劇役者さんが出てこられことが一番の追善」と願った。松竹座、新橋演舞場では松竹新喜劇メンバーで「愛の設計図」、寛美が演じてきた役を女性に仕立て、直美主演で「大阪ぎらい物語」を、南座では新喜劇メンバーで「えくぼ」、直美主演で「はなのお六」などを上演する。

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2022年4月11日のニュース