小柳ルミ子 コロナ禍で一度は引退決意も撤回した心境の変化「これからは自分が楽しいという気持ちに」

[ 2022年4月11日 14:53 ]

小柳ルミ子
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 歌手で女優の小柳ルミ子(69)が11日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。コロナ禍で一度は引退を決意したものの撤回したことについて語った。

 昨年芸能活動50周年を迎え、今年70歳となる小柳。司会の黒柳徹子が「2年前にはコロナ禍で仕事もなくなったりとか休みだったりで、引退も考えたりなさったりして。『徹子の部屋』でもちょっとそのことを告白なさいましたよね」と切り出すと、20年に同番組に出演した際のVTRが流された。

 小柳は当時「コロナであっても必要であったらオファーいただけると思うじゃないですか。それがないっていうことは自分に力がないんだなって。歌も踊りも芝居も皆さんに必要とされてないんだなと思って、本当に7月には引退しようと決意していて」などと話していた。

 黒柳が「今までは順位とか、売り上げとかそういうもので戦ってらしたんだけど、今は自分が楽しめたらって思うようになったんですって」と振ると、小柳は「そうですね」と回答。「やっぱり私は宝塚時代から順位とか成績とか、歌手になったらレコードの売り上げ、枚数とか順位とか。その厳しい競争の中で50年生きてきたので、周りのスタッフも人に負けたくないとかね、10秒でも20秒でも長く歌わせたいとか、そんな世界で生きてきたので戦うのが当たり前になっていたんですけど」とし、「やっぱりコロナになって、もう50年以上生きてきてやってきたんだから、これからは自分が楽しいと。歌いたい、どんな仕事でもやらせていただきたい、そいういう気持ちに。なんか気持ちがすっと楽になりました」との心境の変化を明かした。

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2022年4月11日のニュース