橋下徹氏 英国がウクライナに武器供与「最終的に武力、軍事力で解決できるのか…僕は停戦協議が重要だと」

[ 2022年4月11日 11:13 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ジョンソン英首相が9日、ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナの首都キーウ(キエフ)を予告なしに訪れ、ゼレンスキー大統領と会談したことに言及した。

 英首相官邸によると、ジョンソン氏は120台の装甲車や対艦ミサイルの新たな提供など軍事支援の強化を表明した。ロシアの侵攻後、国連安全保障理事会常任理事国や先進7カ国(G7)といった主要国の首脳によるキーウ訪問は初めて。

 MCの谷原章介が「今のキーウ、西側が訪問することは本当に驚きですよね」と聞くと、橋下氏は「西側の首脳も強さをアピールすることにつながってるかと思うんです。キーウは今、ものすごい国防の総力を尽くして安全を守ってますから」とし、「もちろんウクライナの国民の命を守るために武器供与というものは必要だと思うんですが、ただ、どの軍事の専門家に聞いても、このまま武器供与をやって軍事的にロシアを打ち負かすことができるのか、ないしはそのような状況になった時にロシアが核を使うんじゃないかということについては、誰もその可能性を否定しないんですよね」と指摘。

 そのうえで「ですから国民の命を守るための武器供与、戦闘は必要であるにせよ、最終的に武力、軍事力で解決することが可能なのかどうなのか、やっぱり僕は政治的な妥結ないしは経済制裁が効くんだったら1番いいんですけれど、停戦協議っていうものが重要だと思います」と自身の考えを述べた。

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2022年4月11日のニュース