福山雅治が語る「運と出会い」 自身のデビューは「才能よりも運ですね」

[ 2021年12月18日 16:54 ]

 歌手で俳優の福山雅治
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 歌手で俳優、福山雅治(52)が18日放送のTOKYO FM「福山雅治 福のラジオ」(土曜後2・00)に出演。「運と出会い」について、実体験を交えてトークした。

 シンガー・ソングライターとしてデビューを目指している娘を持つリスナーから、メッセージが届いた。これをきっかけに、福山は自らのデビュー時を回顧。「デビューするにあたっては才能はもちろん大切だと思いますけど、やっぱり人ですね。どういう人に出会えるか。僕の実体験でいいますと、デビューできるかどうかは、才能よりも運ですね」とコメントした。

 オーディションを受けに行ったと振り返り、「僕のように、『そんなに音楽、音楽って言うんだったら、曲持ってきて』って言われて。その時初めて、そういえば曲なかったって気付くアホウも…」と自虐。その際、所属事務所とのめぐりあいがあったとし、「アミューズさんに出会わせていただいて。出会いがあってアミューズの方が(自分を)拾ってくれたわけですよ」と、自身を見出してくれた事務所に感謝した。

 飛びぬけた才能を持っていても、必ずしもデビューできるわけではないと見解。「王貞治さんのように『報われない努力は努力と呼べない』というほどの、すさまじい努力をするに越したことはないし、するべきだと思うんですが、こればっかりはどうしようもない『運と出会い』っていうのがあるんですね」と語った。一方、出会いや運を引き寄せるのは「自分の努力や行動力だったりすると思う」とも。「ひたすらに曲を作り続けていればいつか誰かが見つけてくれるかって、そういうものでもなかったりする」としつつ、「見つけてもらうための、こそどりょ(こそっと努力)だけではない、見せどりょ(見せる努力)の両輪で行ったほうが僕はいい思う」と話していた。

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