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「くら寿司」原宿店 全権任されたクリエイティブディレクター・佐藤可士和氏が目指した「究極の楽しさ」

[ 2021年12月18日 10:00 ]

「くら寿司」原宿店の全権を任された佐藤可士和氏に密着した(C)TBS
Photo By 提供写真

 18日に放送されるTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は、創業42周年を迎えた「くら寿司」の社運を賭けた原宿店の全権を任されたクリエイティブディレクター・佐藤可士和氏(56)に密着した。

 今回12月9日にオープンを予定するのは、原宿のど真ん中、明治通りに面した商業ビルの4階。今年、創業42周年を迎えた「くら寿司」の社運を賭けた出店だ。その一大プロジェクトの全権を任された佐藤氏は「入ってきたときにワーッと楽しい印象をそこで感じてもらって。エンターテインメントに変わるって感じですよね」。東京タワーから、新国立競技場まで、都心が一望できるテラス席、1つだけ置かれた襖で仕切られた木製の個室など、ファミリーレストラン風の内装が多い従来の「くら寿司」の店舗のイメージを覆す。

 佐藤氏に与えられた使命は「楽しさの表現」。「くら寿司」はこれまで、業界初のサイドメニューの販売、5皿ごとに遊べる景品付きゲーム、「ビッグらポン」など、楽しさにこだわった企画を生み出してきた。その中で原宿店で目指すのは、究極の楽しさを表現した「くら寿司」だ。

 「明らかに初めてのトライ。これは本当に色々チャレンジしてる」。佐藤氏の「寿司で伝える楽しさ」という考えを支えるのは一枚の絵。それは江戸末期の高輪を、歌川広重が描いた浮世絵だった。そこには大屋根の下で様々な食を楽しむ人々。そのコンセプトを基に、看板メニューの開発も手掛けた。

 看板メニューは「寿司クレープ」。中身はイベリコ豚カルビ、ツナマヨの2種類から選べ、揚げたシャリが1つずつ入っている。生地の着色にはビーツとくちなしを使用し、無添加にこだわった。クレープの聖地であえてクレープで勝負するため、提供方法にもこだわる。

 店の中心に据える予定なのが「屋台」。暖簾と原宿らしいネオンの文字で彩り、お祭り感を演出する狙い。さらに、佐藤氏の演出はクレープを食べる場所にまで至り、用意したのはカウンターテーブル。また、ショッピングと合わせて来店する客が多いと予想し、クレープを食べる下に荷置き台も設置した。

 「クライアントの言うことも聞きながら、でも、方や今度はユーザーの目線で自分で立って、それを見た時にどう思うだろうって。そこの絶妙なバランスをとるって感じ」と、両方の目線に立つ佐藤氏。11月下旬の、完成間近の原宿店を訪れた「くら寿司」の斎藤役員は「凄いですね。めちゃくちゃ凄い」と驚きを隠せない。しかし、佐藤氏は納得のいかない場所があった。それはもっとも考え抜いたクレープの屋台。「背面にもう少しあったほうがいいかな。もう少しインパクトがあってもいい」。果たして12月9日のオープンまでにどんな修正を加えたのか。そして佐藤氏のこだわりを詰め込んで完成した店内は一体どうなっているのか。

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