AI 名曲「ハピネス」は子供のいたずらから生まれた「その子の絵がなかったら…」

[ 2021年12月18日 20:36 ]

歌手のAI
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 歌手AI(40)が、18日放送のNHK総合「第10回明石家紅白!」(後7・30)に出演し、代表曲「ハピネス」の誕生秘話を明かした。

 同曲は11年12月に発売され、「コカ・コーラ」のクリスマスキャンペーンのCMソングに起用された。曲作りのコンセプトは「勇気、元気」といった前向きなものだったという。「(東日本大)震災があった年だったので、みんなすごく(気持ちが)ダウンだったんです。ここの会社の方々も『CMで勇気づけたい、日本中、世界中を元気にしたい。そういう曲を作ってほしい』というのがあって、その話にすごく感動して」と明かした。

 打ち合わせでは、スタッフが連れてきた子供がテーブルをいじったりして、大人たちが思わず笑ってしまうような雰囲気に。「みんな笑うんですよ。暗い話をしてても。それでみんな笑う」。さらに、その子供は、待っている間に絵を描いてAIにプレゼントしてくれたことを明かした。

 曲作りに入ると、その絵がアイデアをくれたという。「プロデューサーとさっそく作り始めた時に、その絵が出てきたんですよ。その子の絵がきっかけで、『君が笑えばこの世界中にもっともっと幸せが広がる』という、それ(歌詞)が出てきて、自然に」と話し、「その子の絵がなかったら…」とインスピレーションを与えてくれた子供に感謝を口にしていた。

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2021年12月18日のニュース