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仲良し、クール?早指し最強師弟の栄冠はどのチームに―「ABEMA師弟トーナメント」1・1、ABEMAで配信

[ 2021年12月18日 20:50 ]

「第1回ABEMA師弟トーナメント」のキービジュアル(C)AbemaTV, Inc.
Photo By 提供写真

 将棋の早指し最強師弟決定する「第1回ABEMA師弟トーナメント inspired by 佐藤康光」の放送に先がけ、選ばれし8人の師匠がタッグを組む弟子を指名する“師匠サミット”の模様がインターネット放送局「ABEMA」で放送された。師匠棋士は、谷川浩司九段(59)、井上慶太九段(57)、森下卓九段(55)、深浦康市九段(49)、鈴木大介九段(47)、木村一基九段(48)、中田功八段(54)、畠山鎮八段(52)。サミット収録後に師弟戦の戦略と意気込みを聞いた。

 ◆決め手は「同じ居飛車党」井上九段―稲葉陽八段

 出場師匠の中で最多6人の棋士を弟子に持つ井上九段。誰とタッグを組むかよりどりみどりだ。「稲葉くんか菅井くん(竜也八段)か迷ったんです。ペア将棋のように交互に指すのかなと思っていたので、それであれば同じ居飛車党の稲葉くんの方がいけるかなと思って。第2回以降があればその他いろいろ居ますので。6回くらいまでね!でも師匠を変えたいと言われてしまうかも…(笑い)」

 ◆「いろんな心配が…」谷川九段―都成竜馬七段

 谷川九段チームは師弟ともに「ABEMAトーナメント」出場経験アリ。「私も2回出ましたがお互い成績はそんなに良くないんですよね。弟子の場合、序盤の最善手のないところで考え込んですぐに時間がなくなってしまったなと。弟子の対局は常に心配して見ていますが今回は味方。ABEMAトーナメントは時間が切れる心配もありますし、いろんな心配がありますよね…。弟子も師匠のこと心配しているかな?」

 ◆「セールスポイントは…」鈴木九段―梶浦宏孝七段

 棋界屈指の仲良し師弟が強力な絆で優勝を目指す。「うちは梶浦がプロになるまでは他の弟子を取らないと決めていた。弟子の性格や気持ちはよくわかるし家族くらいの感覚」と強調。「もちろん目指すは優勝です!『セールスポイント』は2人足しても一番若いところ。あとはウチの弟子は師匠の言うことを良く聞くので〝操縦制〟ではナンバーワンです(笑い)」

 ◆「今年話してないんじゃ…」森下九段―増田康宏六段

 なんとも不思議な師弟関係だ。しかし将棋ファンならこのタッグがどんな戦いを見せてくれるのか、ワクワクせざるを得ないだろう。「弟子が筋トレと料理に凝っているというのは人づてに聞きました。増田とは今年話してないんじゃないですかね(笑い)。なので作戦は無くて、出たとこ勝負で一局一局忙しくやっていくだけです。対局収録の後に一杯誘ってみようかな…」

 ◆「優勝よりは一局一局」深浦九段―佐々木大地五段

 開口冒頭から「杉本さん(昌隆八段、藤井聡太竜王の師匠)に聞いたら『出る予定はない』と言っていたのでホッとしました」と深浦九段らしいぶっちゃけトークをさく裂。佐々木五段とはTwitterの共同アカウントを運用する仲良し師弟。「強い方が多いので、優勝というより一局一局。ABEMAトーナメントでは結果が出せていないので、師弟戦では頑張りたいですね」

 ◆「優勝なくして参加資格無し」中田八段―佐藤天彦九段

 門弟には古賀悠聖四段も抱えるが、名人3期の佐藤九段を指名。「ファンサービスだけでなく、すばらしい相手が多いので良いところを見せなきゃ。私の頑張りが(結果を)左右する」と闘志を燃やした。目指す場所は「最高の結果。でないと参加資格ない」とバッサリ。そのためには自身の得意戦法「三間飛車を封印しようと思っています」との意味深発言も。結果至上主義で頂点を目指す。

 ◆「負けたのは悔しかったからね」木村九段―高野智史六段

 交わす言葉は少ないながら強い絆を感じさせる師弟だ。「高野くんは黙って聞いていることが多いけれど、暗いという訳ではない。私の方が多くしゃべるんだけど会話が続かない…2手か3手ね(笑い)」。今年開催された第4回ABEMAトーナメントでは木村九段チームは準優勝。「やる以上は優勝。決勝で負けたのは悔しかったからね(笑い)」

 ◆「一緒に出られますね」畠山八段―斎藤慎太郎八段

 斎藤八段、黒田尭之五段のうち先輩の斎藤八段を指名した。「忙しいのに受けてくれたんだなと。まだ練習日程の調整など事務的な話だけだけど、(斎藤八段は)一緒に出られますね、と言っていました」。畠山八段の顔にわずかに笑みがうかんだ。「結果より前に、早指しなので師匠の私がそれにふさわしい将棋を指さなければ」

 師匠と弟子がタッグを組む新企画は、日本将棋連盟会長の佐藤康光九段(52)による発案で誕生。自身は第1回大会には出場しないため、「棋士になる弟子を持てるというのはある意味で『勝ち組』という側面もあり、今回出場する方を見ているとうらやましいという気持ちもある。この大会が長く続けば自分も師弟で出てみたい」と心持ちを語った。

 「第1回ABEMA師弟トーナメント inspired by 佐藤康光」は2022年1月1日午後7時より「ABEMA PPV ONLINE LIVE(アベマ ペイパービューオンラインライブ)」で配信される。

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2021年12月18日のニュース