吉永小百合からの手紙 成島出監督「どんな抗がん剤より効いた」17年に肺がん発症

[ 2021年4月18日 17:40 ]

大阪市内で会見した吉永小百合(左)と成島出監督
Photo By スポニチ

 女優吉永小百合(76)が主演する映画「いのちの停車場」(5月21日公開)の合同会見が18日、大阪市内で開かれた。成島出監督(60)が吉永、製作総指揮を務め、昨年11月に急逝した東映グループ会長の岡田裕介さん(享年71)への思い入れを語った。

 成島監督は2017年に肺がんを発症。入院中に吉永からお守りと「また映画ご一緒しましょう。必ず治してください」という手紙が届いた。「もう一度吉永さんと仕事がしたいと思い、この映画につながった。吉永さんの言葉がどんな抗がん剤より効いた」と感謝した。

 また、「脚本家時代からの恩人」という岡田さんとの撮影秘話も明かした。故人について「ひと言で言えば、めちゃくちゃで、チャーミングな人」と評し、笑顔。劇中、小児がんの少女の希望で、吉永が働く「まほろば診療所」の面々が家族とともに海に連れて行くシーンがある。岡田さんは、診療所の助手役・松坂桃李(32)が少女を背負って泳ぐ、という予定になかった演出を提案。「それは少女の病状を考えても無理」と却下しようとした成島氏に、自身の妹を背負って泳いだ思い出を披露したという。成島監督は「その瞬間にコロリとオチた。やっぱり岡田会長はすてきだなあと思ったんです」と振り返った。

 その後、岡田さんの遺影とともに初号試写で同シーンを見た時、「松坂くんの姿が岡田裕介に見えちゃって、生まれて初めて自分の映画で泣いてしまいました」と明かし、「本当に岡田会長には感謝しています」としみじみ語った。

続きを表示

「美脚」特集記事

「嵐」特集記事

2021年4月18日のニュース