吉永小百合 理想の最期は「ピンピンひらり」 初の医師役で命の終わり方見つめる

[ 2021年4月18日 16:29 ]

理想の命の終え方について語った吉永小百合
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 女優吉永小百合(76)が18日、大阪市内で主演映画「いのちの停車場」(監督成島出、5月21日公開)の合同会見に出席した。

 初の医師役を務めた吉永。救命医から、取り組み終末期の患者に寄り添う在宅医に転身し、命の終わり方を見つめる女性を熱演した。理想の最期を問われると、「正直言ってまだ考えていない」としながらも「医師の鎌田實先生が言われた“ピンピンひらり”。できれば元気で居て、ちょっとだけ病気して、ひらりと天国に行けたらいいなと思います」と笑顔で語った。

 共演の南野陽子(68)は同じ質問に、「周りの人に迷惑掛けないで逝きたいので、身の回りはちゃんと整理しておこうかな」。さらに南野家のルールも紹介した。「旅行とかに行って楽しい時に遺影用の写真を撮る。アルバムに気に入った写真が積み重なっていって、母の時は最後にあったのを遺影にしました。父はまだまだ更新中です。終わりには家族が困らないように用意しておいて、自分の気に入った写真で逝ける」と明かしていた。

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