向井理 「初めてちゃんとセリフをもらった」映画は脇腹骨折しながらも撮影「第二の青春」

[ 2021年4月18日 14:01 ]

俳優の向井理
Photo By スポニチ

 俳優の向井理(39)が17日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。08年公開の映画「ガチ☆ボーイ」に出演した当時のことを振り返った。

 佐藤隆太(41)主演で、北海道の学生プロレスを舞台にした作品にキャプテン役で出演。06年にデビューした向井にとっては「初めてちゃんと(映画で)セリフをもらったような作品」で、2カ月間アパートで共同生活をして撮影を行い、「寝てる時間以外はずっと一緒にいた。第二の青春みたいなのがあったんです」と語った。

 印象的だったのは主人公の秘密が明らかになるシーンだとした。日の出や日没の前後に空が金色に輝いて見える「マジックアワー」に撮影を行い、「照明チームもレフ板とか運んでいる暇ないんで、役者陣みんなで運んで。スタッフ、キャスト関係なくそのシーンを成立させるためにみんなで動くって言う。作品を作るってことはこういうことなんだなということを初めて実感した作品だったんです」とも振り返った。

 撮影中、「僕が悪かったんですけど、受け身を横で取っちゃって。ちょっと(脇腹を)痛めたんですよ。ずっと痛くて」と向井。痛みは撮影終盤まで続き、クライマックスの格闘シーンの撮影を前に病院でレントゲンを撮ったところ、「もうすぐくっつきます」と言われたとし、「良かったのかなって。スタントがないという意味でも『ガチ☆ボーイ』でした」と苦笑いした。

 また映画の脚本兼レフェリー役の西田征史氏(45)とは相部屋で、執筆の苦労を目の当たりにし、「いつかは朝ドラをやりたい」との思いも聞いたという。西田氏はその後NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の脚本を担当、「僕も(俳優として)呼んでいただいて。そこで夢がかなうという。それは感動しましたね」としみじみと話した。

続きを表示

2021年4月18日のニュース