本当に新人!?広島・森下、圧巻の自責ゼロで完投9勝目「とにかく勝ちたいと」自ら決勝打も

[ 2020年10月24日 18:54 ]

セ・リーグ   広島2―1DeNA ( 2020年10月24日    横浜 )

<D・広>完投で9勝目を飾った森下(撮影・島崎忠彦)
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 広島のドラフト1位ルーキー、森下暢仁投手(23=明大)が24日のDeNA戦(横浜)に先発登板。投げては9回4安打1失点(自責0)でプロ2度目の完投勝利、打っては8回に自ら決勝打という奮闘ぶりで新人王を争う戸郷(巨人)の8勝(5敗)を上回る今季9勝目(3敗)をマークした。

 井納との投手戦を制した森下は試合後、敵地でヒーローインタビューに臨み「ホッとしてます」と笑顔。「とにかく逆転されないように1点でも少なく抑えようという気持ちで投げていました」とし、135球を投げ抜いた終盤にも球威が衰えなかったことについては「勝ちたいという気持ちがまさりました」と言い切った。

 決勝点も自らのバットで叩き出した。1―1で迎えた8回、2死から左前打で出塁した菊池涼が森下打席の初球で二盗に成功。森下は2ストライクと追い込まれながら3球目の外角低め、見逃せばボールかというスライダーをしぶとく右前へ運び、菊池涼をホームへと迎え入れた。一塁ベース上、両手で大きなガッツポーズも見せた森下は「良かったです」と一言。試合前までDeNAを除くセ4球団からはすでに勝利を挙げており「とにかく勝ちたいという気持ちが強かったのでうれしかったです」と“リーグ制覇”の1勝を振り返った。

 新人王へ向けては「ベイスターズには一度も勝っていなかったので、とにかく勝とうという気持ちでやったので、残り試合も負けないように勝っていきたいと思います」とキッパリ。26日にはドラフト会議が開催されるが、ドキドキしながら指名を待った瞬間からわずか1年で大きな飛躍だ。自身のこの成績に「びっくりです」とはにかんだ森下。「とにかく残りの試合、自分も勝てるように、チームも勝てるようにやりたいと思います。応援よろしくお願いします」と最後までしっかりとした口調だった。

 森下はこれで規定投球回数に到達し、防御率2・04は菅野(巨人)の2・05を抜き、大野雄(中日)の1・79に次ぐリーグ2位。117奪三振も大野雄の137、菅野の121に次ぐリーグ3位の好成績となっている。なお、森下はあと5回1/3を投げるとシーズン規定投球回にも到達する。
 

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