ソフトバンク12連勝でM4 25日にも3年ぶりV!石川 7回1失点で千賀と並ぶ9勝目

[ 2020年10月24日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク8―1西武 ( 2020年10月23日    ペイペイドーム )

<ソ・西>9勝目を挙げた石川はファンの声援に応える(撮影・岡田 丈靖)
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 明日にもV決定!ソフトバンクは23日、西武を8―1で下し、15年ぶりとなる12連勝を収めた。先発の石川柊太投手(28)が7回1失点でチームトップタイの9勝目をマーク。打線は柳田悠岐外野手(32)が28号2ランなど2安打4打点と投打がかみ合い無双状態だ。2位・ロッテが敗れて優勝マジックは4となり、最短で25日に3年ぶりのリーグ優勝が決まる。

 柊太(しゅうた)。ソフトバンク・石川の名前にある「柊(ヒイラギ)」は晩秋から初冬にかけて花をつける。今の季節は「霜降(そうこう)」と言われ、駆け足で晩秋から初冬へ向かう。まさに15年ぶりの12連勝で優勝マジックを4まで減らしたチームと重なる。7回1失点で勝利に導いた石川は言った。

 「今回は勝つという二文字しか頭になく投げられた。勢いに乗れたのは自分にとっても、チームにとっても大きい」。昨年の10月23日、日本シリーズで巨人に4連勝、CSから10連勝で3年連続日本一を決めた。1年後、石川が弾みをつけた。

 柊の花言葉の一つに「用心深さ」がある。同じ轍(てつ)は踏まない。鋭く落ちるカーブが持ち味だが、前回の対戦で山川に浮いたところを同点3ランとされていた。「カーブは万が一の事故があるので今回は一球も使わずに」と意図をはっきりと出し、3打数無安打に封じ込めた。1―0の6回無死一、三塁では初球から懐への147キロ直球で空振りを奪い、最後は外寄りのスライダーで遊ゴロ併殺に仕留め、最少失点で切り抜けた。「前回は(捕手の甲斐)拓也と自分の中で怖がって、内角に真っすぐを投げきる選択肢がなかった」という弱気を克服した。

 エースの千賀と並んでチームトップの9勝目。前日に「魂を込めて投げる」と話していたことを知っていた工藤監督は「その通りに初回から出ていた。集中して投げていたと見ていて感じた」と目を細めた。柊が初冬に花を咲かせるまで、残りわずか。それは頼もしさが増した石川の成長と重なる。(井上 満夫)

 ≪2桁連勝Vなら西武以来62年ぶり2度目≫ソフトバンクが05年6~7月の15連勝以来となる12連勝。2位のロッテも敗れたため、優勝へのマジックナンバーは4となり、早ければ25日にも3年ぶりのリーグ優勝が決まる。ソフトバンクが今日、明日の西武戦に連勝し、その間ロッテが連敗もしくは1敗1分け。ソフトバンクが1勝1分けでもロッテが連敗なら優勝だ。なお、最短の25日に優勝を果たすと、13連勝もしくは14連勝でのVゴールになる。2桁連勝で優勝を決めれば58年西鉄(13連勝)以来62年ぶり史上2度目の快挙となるがどうか。

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