あの甲子園V腕が広島で沈んだ…中日・小笠原、今季初登板も4回3失点で降板

[ 2020年8月10日 19:36 ]

セ・リーグ    広島―中日 ( 2020年8月10日    マツダスタジアム )

<広・中>3回1死三塁、長野に適時二塁打を打たれた小笠原 (撮影・奥 調)
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 特別な一日に、特別な男が帰ってきた。5年目の小笠原が今季初登板。昨年9月27日の広島戦以来となる一軍マウンドで復活を懸けた。

 「やってきたことしか出せないから、やれることをやって、自分のピッチングをしたい」

 注目の立ち上がり。先頭の西川を147キロのストレートで3球三振に仕留め、続く堂林も速球で一ゴロと完全に力勝ちした。ただ、クリーンアップには、武器のストレートが通用しない。長野に左翼へ二塁打を浴びた後、鈴木に死球を与え、松山に146キロを左前に運ばれ、いきなり先取点を許した。

 灼熱の太陽は、5年前の甘美な記憶を思い出させる。東海大相模のエースとして、全国制覇した、あの夏。仙台育英との決勝戦では、史上初となる優勝投手&V弾で、日本全国の耳目を独り占めした。思い出の地では、この日、初の選抜出場32校による交流試合がスタート。新型コロナウイルスに夢を奪われ、再出発を誓う全国の球児へ、その左腕でメッセージを送る使命があった。

 3回にも長野に適時打を浴びて1失点。4回2死二、三塁のピンチでは、木下拓の後逸で3点目を失った。5回の打順で代打を送られ、完全復活は次回に持ち越しとなった。

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