広島商 夏連覇 44歳誕生日の荒谷監督に勝利プレゼント 中島主将「1番にこだわってやってきた」

[ 2020年8月10日 05:30 ]

広島大会決勝   広島商9―1広陵 ( 2020年8月9日    鶴岡一人記念 )

<広陵・広島商>勝利を収め笑顔を見せる広島商の選手
Photo By スポニチ

 23度の夏の県大会優勝経験を持つ古豪広島商が、長年の宿敵を退け夏2連覇を果たした。

 「1番にこだわってやってきた。全員でつかみ取った勝利なので、メンバー以外の選手にも感謝したいと思います」

 広島商・中島勇介主将(3年)と胸を張った。無理もない。お家芸である機動力野球を存分に見せつけた。0―0の2回1死二、三塁。7番中島が初球スクイズを決め先制した。続く広島智広投手(3年)も初球スクイズを成功。2本の適時打も生まれ一挙5点を奪い主導権を握った。

 ストーリーを描いて頂点まで上りつめた。15年ぶりの復活を果たした昨年に続き、2年連続の甲子園出場を目標としてきたがコロナ禍により中止。それでも中島主将を中心に気持ちを切らせることなく、新たな目標を定めた。「代替大会を優勝して、2年生が春の甲子園に行って全国制覇をする。自分たちが1番だと思って練習してほしい」。甲子園出場を果たした先輩達の伝統を受け継いだだけではなく、優勝する姿を見せることで後輩達には名門としてのプライドを伝えた。

 荒谷忠勝監督にとっては、生涯忘れられない一日となった。「まずは大会を開催してくれたことに感謝。その中で優勝を達成できたことは本当に良かったです」。8月9日は44歳の誕生日。特別な1年だからこその巡り合わせだった。「結果的にこういう形になって良かった」と中島主将。3年間を共に過ごした選手達から、最高のプレゼントを贈られた。 

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年8月10日のニュース