明徳義塾・馬淵監督 逆転サヨナラ勝ちに「最後まであきらめずに粘っていたらこういうゲームもできる」

[ 2020年8月10日 16:23 ]

2020年甲子園高校野球交流試合   明徳義塾6―5鳥取城北 ( 2020年8月10日    甲子園 )

<甲子園高校野球交流試合 明徳義塾・鳥取城北>8回1死二、三塁、山中(左)を伝令に送る明徳義塾・馬淵監督(撮影・北條 貴史)
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 新型コロナウイルスの影響で中止となった今春センバツに出場予定だった32チームによる「2020年甲子園高校野球交流試合」が10日、甲子園球場で開幕。第2試合では、明徳義塾(高知)が鳥取城北(鳥取)に6―5でサヨナラ勝ちした。

 明徳義塾は3点のビハインドを背負った8回、米崎薫暉(2年)の中前適時打などで2得点して1点差に迫り、9回2死1、二塁から新沢颯真(3年)の右越え2点三塁打で逆転サヨナラ勝ちした。

 試合後、馬淵史郎監督(64)は「7回までノーヒットというのは記憶にない。それで2―1で勝っているというなんか妙な感じがしていて非常に嫌だったんですけど、8回、9回にチャンスがあると思っていた。8回にとった2点が大きかったと思います」と振り返った。そして「消極的になってはだめなんですけどベンチから見ていてストライク、ボールがはっきりしてたのでカウントをとりにくる甘いボールを打って行けと言っていた」と言い、ナインに向け「きょうの試合のように思い通りにならないこともあるが最後まであきらめずに粘っていたらこういうゲームもできるということ。これを今後の人生に生かしてほしい」と話した。

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