日本ハム・中田 長男1歳の誕生祝いだ!今季8度目V打で今季初4連勝導く

[ 2020年8月10日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム2―1西武 ( 2020年8月9日    札幌D )

<日・西>3回1死二塁、中田は左前適時打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハムの中田翔内野手(31)が9日、西武戦の3回1死二塁から今季8度目の決勝打となる左前適時打を放ち、チームを今季初の4連勝&貯金2に導いた。大阪桐蔭時代は甲子園を沸かせた主砲が長男・力翔(りきと)くんの1歳の誕生日でもある「野球の日」に輝きを放ち、10日に大阪の代替大会で履正社と準決勝を戦う後輩たちにもエールを送った。

 中田は全力で野球を楽しむ。そして泥くさく勝利を追い求める。高卒でプロ入りして13年目を迎えてもその姿に変わりはない。むしろ勝利への執念はより一層強くなった。主砲が、またしても勝負どころで試合を決めた。

 1―1の3回1死二塁。「もちろんいい当たりではなかったけど、いいところに落ちてくれてよかった」。西武の右腕・本田のカットボールをバットの先で拾って左翼線へ運んだ。「バーヘイゲンが凄い投球をしてくれていたので、1点あれば十分だと思った」。早期援護で3試合連続1点差勝利を制した。

 大阪桐蔭時代は3度甲子園に出場し、投打で活躍。今年はコロナ禍で春夏の甲子園が開催されなかった高校3年生の心境をおもんぱかる。「甲子園がない中で凄く複雑だと思うけど、みんな一生懸命やっている。甲子園どうこうではなく、その試合に勝つために素で野球を楽しんでいるんだろうなと感じる。高校球児には悔いのないように野球を楽しんでほしい」。野球を楽しむ。純粋な思いを持ち続けるからこそ、プロ野球で結果が出ずにつらい時期も乗り越えてこられたのだ。

 野球の日は中田の長男・力翔くんの1歳の誕生日でもあり「ヒーローになれてよかった。特別な一日になった」と喜んだ。昨年は8月に球団月間ワーストタイの20敗(5勝1分け)と失速。長男誕生をお立ち台で報告する予定だったが不振や故障が重なり、かなわなかった。それが今年は愛息に祝福の一打。コロナ禍で開幕が遅れ、自粛期間中は自宅で過ごす時間が増えたため「(長男の)いろんな成長を見ることができた」と目を細める。

 最近10試合は8勝2敗で貯金2と急上昇。「もっと勝ちを伸ばしていきたい」。これでリーグ2位の44打点。4番は、妥協することなく突き進む。(東尾 洋樹)

 ▼日本ハム・大田(初回に同点の中前適時打)昨日(8日)、チャンスで凡退していたので、今日はモノにすることができてよかった。

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