満塁弾イヤーだ!今季ここまで12球団で24本 “珍満塁弾”も色々

[ 2020年8月10日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA4―0ヤクルト ( 2020年8月9日    神宮 )

<ヤ・D>初回2死、満塁本塁打を放つ倉本(撮影・西海健太郎)
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 DeNAは9日、神宮球場のヤクルト戦で4―0で快勝。「6番・遊撃」でスタメン出場した倉本寿彦内野手(29)が初回に右翼席に今季1号グランドスラムを放った。今季はここまで12球団で24本の満塁本塁打が飛び出しているが、初回の満塁弾による「スミ4」勝利はセ・リーグでは東京五輪が行われた1964年以来、56年ぶり2度目の珍事だった。

 ◆今季の珍満塁弾

 ☆いきなり 津森(ソ)は6月21日ロッテ戦で史上初となるプロ初登板の第1打者に満塁被弾の珍記録(打者・井上)。

 ☆来日1号が スパンジェンバーグ(西)は6月23日ソフトバンク戦で球団助っ人7人目の初本塁打が満塁の離れ業。

 ☆王に次ぐ記録 村上(ヤ)は7月2日広島戦で60年王貞治(巨)の20歳4カ月に次ぐ20歳5カ月で満塁サヨナラ弾。

 ☆助っ人3人が競演 阪神のボーアとサンズが7月28日ヤクルト戦で球団初の新外国人同士の満塁弾そろい踏み。その日はロメロ(楽)もロッテ戦で満塁弾を放ち史上初の外国人のみで1日3満塁弾のおまけもついた。

 ☆G2位の年少 岡本(巨)は8月1日広島戦で初の満塁弾を4番で記録。巨人の4番での初満塁弾の最年少記録は59年長嶋茂雄の23歳2カ月で、岡本の24歳1カ月はチーム年少2位になった。

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