マー君、球宴サプライズ選出に「とにかくうれしい」登板ならダル、上原以来日本人5年ぶり

[ 2019年7月8日 02:30 ]

オールスター戦に追加選出され、笑顔をみせる田中
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 ヤンキースの田中将大投手(30)が6日(日本時間7日)、9日(同10日午前8時30分開始)のオールスター戦(クリーブランド)に追加選出された。メジャー1年目だった2014年以来となる5年ぶり2度目の選出だが、前回は負傷で辞退していた。日本選手の選出は、17年のレンジャーズ・ダルビッシュ(現カブス)以来2年ぶりとなった。

まさに寝耳に水だった。直前のサプライズ選出に田中自身が驚きを隠さなかった。ブルージェイズ・ストローマンが負傷辞退し、代替選出が決まった。

 「驚きました。とにかくうれしいし、現地に行くのは今回が実質初めてという形なので。凄く楽しみです」

 5年ぶり2度目の選出だが、前回14年は直前で右肘のじん帯を部分損傷し、負傷辞退した。その後も5年連続2桁勝利と名門のエースとして活躍してきたが、オールスター戦の舞台とは無縁だった。

 今季は18試合で5勝5敗、防御率3・86。開幕戦白星からケガなく先発ローテーションを守り、チームトップの105イニングを投げ抜いてきたが、投球内容に比べると勝ち星は伸び悩んだ。「(球宴は)全くないものだと思って、家族とゆっくりしようと思っていた」

 前半戦の投球については「イニングは投げられたが、投球のクオリティーはもう一段階上げたい」と不満げに振り返る。その一つのきっかけへ。「そう思っています。逆にこの話を聞いた時にこれをいい機会にしたい、なればいいなと思ってます」と初体験の舞台から刺激を受け、後半戦へつなげたい考えだ。

 起用法は聞かされておらず、登板機会が訪れるのかはまだ分からない。「投げることになれば、キャリアの新たな一ページとしてしるされるんじゃないかなと思っています」。史上初の欧州公式戦となった6月29日のレッドソックスとのロンドンシリーズ初戦では、2/3回を6失点と不本意な結果に終わった。登板のチャンスがあれば、大舞台での強さを今度こそ示す時だ。

《日本人登板なら5年ぶり》田中は今オールスターで日本選手唯一の選出。日本の投手が登板すれば14年のダルビッシュ(レンジャーズ)、上原(レッドソックス)以来5年ぶり。ヤンキースの日本選手としては04年松井以来、15年ぶりの出場となる。日本選手の連続出場、最多出場はともにイチロー(マリナーズ)で10年連続10度。

《14年上原が代替出場》田中は1年目の14年に前半戦で18試合に投げ両リーグトップタイの12勝(4敗)、防御率2.51の成績を残し、オールスター戦に選手間投票で日本投手初のトップ当選を果たした。だが直前の7月8日、敵地でのインディアンス戦で右肘じん帯を部分損傷し離脱。辞退し、代替選手には上原(当時レッドソックス)が選ばれた。治療に専念するため会場のミネアポリスでの公式行事には一切参加しなかった。

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