広島5年ぶり9連敗で借金3 誠也14試合ぶり19号も空砲 中日41歳右腕・山井に9年ぶり黒星喫す

[ 2019年7月8日 20:55 ]

セ・リーグ   広島2―3中日 ( 2019年7月8日    ナゴヤD )

<中・広>ベンチに座り、腕を組みまっすぐ前を見つめる緒方監督(右から2人目)(撮影・椎名 航)
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 セ・リーグ3連覇中ながら深刻な打撃不振で前日4位に転落した広島が5位・中日に2―3で敗れ、2014年6月以来5年ぶりとなる9連敗(1分けを挟む)。6月1日の貯金14から37日目で借金3となった。カード初戦は10連敗。

 チームが最後に勝った6月25日の楽天戦(楽天生命パーク)で6年目にしてプロ初完封を飾った先発右腕・九里が、初回に1番から4番まで4連打を浴びていきなり2失点。

 4回には主砲の鈴木が6月20日のロッテ戦(マツダ)以来14試合&57打席ぶりの一発となる今季19号ソロを放って1点差に迫ったが、その裏に九里が1点を失い、5回6安打3失点で降板した。

 中日先発の41歳右腕・山井は広島戦4連敗中だったが、その山井に7回途中降板するまで鈴木のソロ一発のみの1得点でわずか2安打に抑えられた。9回には4番手・マルティネスから安部、西川の連続長短打と鈴木敬遠で無死満塁としてから松山の中犠飛で1点返して1点差に迫ったが、会沢が空振り三振、小窪が一ゴロで試合終了。8回に2点ビハインドの状況ながら守護神・フランスアを投入する緒方監督の執念采配も1点差に泣いた。

 すでに自力Vの可能性が消滅している5位の中日だが、2連勝で借金8。先発の山井は7回途中まで101球を投げ、2安打1失点で4月17日のDeNA戦(ナゴヤD)以来82日ぶりとなる今季3勝目(3敗)。広島戦の勝利は2010年7月16日に完封して以来9年ぶりとなった。

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2019年7月8日のニュース