落合博満氏 西武・山川にスランプ対処法を伝授「オレは絶対ボール打たない」

[ 2019年7月8日 16:50 ]

落合博満氏(左)と西武・山川
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 元中日監督で野球解説者の落合博満氏(65)が7日放送のNHK「サンデースポーツ2020」(日曜後9・50)で西武の主砲・山川穂高内野手(27)と初対面。山川たっての希望で実現した「夢の実現」で型破りな“オレ流”アドバイスを連発した。

 現役時代に史上最多3度の3冠王に輝いた落合氏を「一番尊敬するバッター」だと公言する山川は現在両リーグトップの27本塁打、68打点。だが、落合氏への思いは野球少年そのもので「なんでこんなすごい成績が出るんだろう」「ここぞとばかりに聞きたい」「楽しみっす」と自らノートに30の質問を準備して臨んだ収録は実に3時間以上にも及んだという。

 同じ右打者でもある希代の大打者を前に緊張感が隠せない山川に対し、落合氏はいつも通りのひょうひょうとした表情で「まあ、お座り」と声をかけ、夢の対談がスタート。

 その中で、山川はまず聞きたかったというスランプに陥った時の対処法を尋ねた。

 「打ってる時はこうすればいいんだなっていうのがあっても、悪いのがずっと続いた時に前に戻ろうっていっても前には戻れないなっていうのがあって」。山川の問いに落合氏は「それは無理です。その一瞬はすべて過去なんで。前に戻ろうと思ったって、それは無理」と即答。

 山川が「打ってる時の映像を見て。今の自分の映像を見たり、同じようにやってるつもりでもズレが全然出ているので。このズレどうしたらいいかなと思って試合前に必死で直そうとするんですけど」と悩みを打ち明けると、落合氏は「頭突っ込んでいくもんな。悪くなると」と指摘し、「ハイ。頭突っ込みます」と山川もそれを認めた。

 落合氏「じゃあ、オレの解決法言おうか」
 山川「ハイ」
 落合氏「オレは絶対ボール打たない」
 山川「ボール打たない…。あっ。練習しないってことですか?どういうことですか?」
 落合氏「要するに野球のボールを打たない」
 山川「素振り…とか。鏡でずっと…?」
 落合氏「真っ暗なとこで」
 山川「真っ暗っすか」

 落合氏は丁寧に山川へ語りかける。「人間って面白い動物でね。光があって何かが見えれば、そこに気を持っていかれる。明るいと、そのものに左右されて、来るんだから待っとけよって言ってもそこ打ちたい、あれ打ちたいっていろんなスイングになっちゃうから。直すんだったら暗闇の素振り。オレの中ではね」。

 「それは落合さんも現役の時にずっとやってた練習…」と山川が問いかけると「そうだよ。だって一人でできるじゃん」と落合氏。山川が「なるほど…。暗闇で振る…。試合前の暗闇の場所が…あるかな」と首をひねると、「そんなもん、家で振るんだよ!」と豪快に笑う落合氏だった。

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