【福岡】福岡大若葉“初陣1勝”ならず 女子校から共学化で今春創部

[ 2019年7月8日 14:32 ]

全国高校野球選手権福岡県大会2回戦   福岡大若葉5―6早良 ( 2019年7月8日    大牟田延命球場 )

1点差の惜敗に悔しさをかみしめる福岡大若葉ナイン
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 女子校から4月に男女共学となり、野球部も創部。選手も監督も全員1年生の福岡大若葉があと一歩で“初陣1勝”を逃した。

 「丁寧に低めを意識して投げられた。6回は走者を出してから焦って投げ急いだ。球が高めに浮いてしまった」。背番号1の上野は6回に4失点して降板。再び追いついた8回に失策がらみで勝ち越され、1点差の惜敗だった。

 東筑OBで今春、熊本大を出た新任の尾崎弘直監督(22)は「4月からの限られた時間に守備の基本と素振りを徹底した。試合慣れしておらず細かなプレーが今ひとつだったが、みんなが声を出して一丸となって勝とうという意識が出ていた」と選手の闘争心をたたえた。

 前身の九州女子は北京五輪の女子ソフトボール金メダリスト、上野由岐子を輩出したことで知られる。2010年に福岡大に統合されて現校名に改称し、今春男女共学となり野球部も発足。この日が公式戦初試合だった。

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2019年7月8日のニュース