R―1王者・田津原理音 優勝してから休みなし仕事は「10倍、20倍」大阪市・生野区役所に凱旋

[ 2023年3月20日 17:21 ]

大阪市・生野区役所を表敬訪問した田津原理音(右)。左は生野区・筋原章博区長
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 「R―1グランプリ2023」を制したピン芸人の田津原理音(29)が20日、大阪市の生野区役所を表敬訪問し、筋原章博区長(60)にタイトル獲得を報告。「生野区の皆さんのおかげで優勝できました」と感謝した。

 真っ白なスーツ上下の筋原区長からギターの弾き語りでお祝いの歌を贈られた田津原。「歌う区長って珍しい。ボクより目立とうとしてません?」と市長にツッコミを入れ、笑いを誘った。17年11月から吉本興業「生野区住みます芸人」として地元で多くのイベントに出演。だが、凱旋した生野区役所前では「誰も顔を指さない。なんで?」と苦笑いだ。

 R―1制覇してから16日目。「優勝の瞬間から、うれしいというより信じられない方が大きかった。まだ、夢見心地。実感が湧いてない」。その一方で仕事は増え続け「元々、3月は5日しか仕事がなかったけど、優勝の後、残りの日が全部埋まった。10倍、20倍です」と休みはなし。ロケ番組など初体験の仕事ばかりで「10年間ネタの練習しかしてなかったんで、仕事の想像ができない」と明かした。

 自身のツイッターは「“いいね”が40~50ぐらい」だったのが「1000人以上は増えた」とニンマリ。騒動となった“やらせV疑惑”も「ツイートで“やらせで獲った500万円、うれしいですか?”というのがあった。500万円、うれしいですよって」と笑いで反論。「全くヘコんでません。(芸人として)おいしいかった」と注目されることを歓迎していた。

 生野区住みます芸人として「グルメと銭湯のロケをやりたい」とPR活動を約束。東京進出も視野に入れているが「体が大変だったら、生野区親好大使にでも」と筋原区長も田津原を手放すつもりはないようだ。

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2023年3月20日のニュース