来年大河「光る君へ」新キャスト発表 脚本家大絶賛の豪華11人 人気芸人も大抜てき

[ 2023年3月20日 13:01 ]

NHK大河ドラマ「光る君へ」登場人物相関図
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 女優の吉高由里子(34)が主演し、主人公・紫式部役を演じる来年2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の追加キャストが20日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。お笑いコンビ「ロバート」の秋山竜次(44)とお笑いコンビ「はんにゃ.」の金田哲(37)が大河初出演するほか、女優・黒木華(33)、俳優・佐々木蔵之介(55)ら豪華キャスト発表され、同作へのコメントを寄せた。

 「光る君へ」は、連続テレビ小説「ふたりっ子」「オードリー」や「セカンドバージン」などで知られる大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。平安中期、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来18年ぶり2作目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来16年ぶり2作目の大河出演にして初主演となる。

 この日、追加キャスト11名が発表された。大河初出演となる「ロバート」秋山は、俳優の柄本佑が演じる藤原道長のライバル・藤原実資(さねすけ)役に抜てき。初大河について「めちゃくちゃうれしい」と喜びいっぱいに語った。同じく大河初出演の「はんにゃ.」金田は、藤原斉信(ただのぶ)として、道長の腹心として地位を築いていく役。“人気者のスーパーエリート”を演じるにあたり「震えております。身が引き締まる思いであります」と心境を明かした。

 同じく道長の同僚・藤原公任役を劇団EXILE俳優・町田啓太、藤原行成役を渡辺大知、源俊賢役を本田大輔と、それぞれ大河出演経験のある実力派キャストが登場。また、公任の父で俳優・段田安則演じる藤原兼家のライバル・藤原頼忠役を、90年代から大河に出続ける俳優・橋爪淳が演じる。

 藤原道長の女性関係については、嫡妻・源倫子役を黒木華、道長のもう一人の妻・源明子役を瀧内公美が演じる。大河初出演となる瀧内は「幼少期から両親と見てきたドラマに自分が出演する日が来るなんて」と胸を躍らせた。

 また、倫子の父・源雅信を俳優・益岡徹が、倫子の母・藤原穆子を女優・石野真子が演じる。また、吉高演じる紫式部の夫・藤原宣孝役には京都出身の俳優・佐々木蔵之介が抜てきされた。

 脚本を手掛ける大石静氏は、「黒木華さん、瀧内公美さんは、ご一緒したいと願って来た女優さんです。ロバート秋山さんも念願中の念願キャスト!これまで何度も玉砕して来たのはユースケ・サンタマリアさんと同じです。やっとご一緒出来てうれしい限り。思いっきり好き勝手にやって欲しいです。まひろの夫となる宣孝は、ぜひとも蔵之介さんにやってもらいたいと思いました」とコメント。「一条帝時代の四納言は、このチームこだわりの高身長、面長、美貌の4人。道長に逆転されて、部下として仕えるようになる公任、斉信の町田啓太さん、はんにゃ金田さんには、抜きつ抜かれつのサラリーマン的悲哀を面白おかしく演じて欲しいです。行成は道長につくしまくり、道長と同じ日に死ぬという宿命の部下。書きながら、渡辺大知さんがどんな感じに切なく演じてくれるかな…とあれこれ想像しています。思うことが沢山あって書ききれないですが、素敵なキャストが揃って、台本もしっかり書かねばと、身の引き締まる毎日です」と身を引き締めた。

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