「どうする家康」“源氏の末裔”ネット話題「年間サブスク?」ついに“徳川家康”爆誕!えびすくい替え歌も

[ 2023年3月20日 06:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第11話。「徳川」に改姓し、ついに「徳川家康」(松本潤・中央)が誕生(C)NHK
Photo By 提供写真

 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は19日、第11話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第11話は「信玄との密約」。三河国主となり、姓を徳川と改めた家康(松本潤)は、今川領の駿河・遠江を狙う武田信玄(阿部寛)との談判へ。“意外な形”で信玄との交渉に臨んだ家康は、双方が今川領を攻め、切り取り次第で己の領地にするという密約を交わす。恩ある今川と戦うことに抵抗を感じつつも、家康は遠江の引間城へと兵を進める。しかも引間城主は、瀬名(有村架純)の親友・お田鶴(関水渚)。お田鶴の身を案じ、瀬名は文を送るが…という展開。

 冒頭、「三河平定を成し遂げた我らが神の君は、正式に三河国の主に任官されることに。君は由緒正しき源氏の末裔でございますれば、その資格は十分、何の問題もなく」という語り(寺島しのぶ)とともに流れた“アニメーション”の最後には、徳川家康の有名な肖像画が登場。顔の部分が松本になっていた。

 そして、大樹寺の登譽上人(里見浩太朗)が松平家の家系図をさかのぼり、家康の祖父・清康が「世良田」という姓を名乗っていたと説明。「世良田というのは、源氏の流れをくむと伝えられておりまする」。さらにさかのぼると「得川」という姓が現れ「この得川もまた、源氏の流れと言われまする。(源氏の末流と)言ってよいのではないかと…思わんでもない」と“お墨付き”。家臣たちは歓喜の声を上げた。

 家康は“民の損得”のため、毎年300貫の出費を覚悟。「かくして、何の、何の問題もなく、徳川家康として、従五位下三河守を任ぜられたのでございます」(語り・寺島しのぶ)と垂れ幕「従五位下 徳川三河守藤原家康 朝臣」。酒井忠次(大森南朋)は「三河守はどこに、どこにおらしゃぁす。徳川、徳川、徳川、徳川」と宴会芸「えびすくい」の音頭を取った。

 第7話(2月19日)の「元康→家康」改名に続く「松平→徳川」改姓。ついに「徳川家康」が誕生した。

 ツイッターの世界トレンド(午後9時)21位に「源氏の末裔」、22位に「徳川家康」が入るなど、SNS上の話題に。「源氏の末裔、年間契約のサブスクだったのか」「えびすくい徳川バージョンw」「サブスク源氏は呼吸乱れるほど笑った」「源氏の末裔というキャッチコピーに何の魅力も感じられねえ!(甦る『鎌倉殿』の惨劇)」「嘘ナレ、本当好き。即本人から覆される(家康『松平家が源氏の流れなんて怪しいもんじゃ』)」などの声が相次ぎ、反響を呼んだ。

続きを表示

2023年3月20日のニュース