ロバート秋山「光る君へ」で大河初出演!「コントキャラみたいになっちゃわないか心配」異彩の演技注目

[ 2023年3月20日 12:16 ]

NHK大河ドラマ「光る君へ」に出演する「ロバート」秋山竜次
Photo By 提供写真

 女優の吉高由里子(34)が主演し、主人公・紫式部役を演じる来年2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」に、お笑いコンビ「ロバート」の秋山竜次(44)が藤原実資(さねすけ)役で大河初出演することが分かった。20日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。架空の人物をコスプレで演じる人気企画「クリエイターズ・ファイル」でも異彩を放つ秋山の演技が話題になりそうだ。

 実資は藤原小野宮流の当主。有職故実(政治や儀式のしきたり)に詳しく学識がある。正義と筋道を重んじると同時に、プライドが高い頑固者。俳優の柄本佑が演じる藤原道長にとっては尊敬しつつも煙たい存在。

 秋山は実資の印象を「個人的に実資さんは歴史の授業でも習った記憶がなく、ネタでもやったことがありません。ですが藤原道長さんの先輩にあたり、大変ユニークでなかなかやり手な方だったと聞いてワクワクしています」とコメント。「僕に実資さんが務まるのか心配ですが一生懸命やらせていただきます。コントキャラみたいになっちゃわないか心配ですが」と冗談を交えて期待感を明かした。

 大河初出演について「出られてめちゃくちゃうれしいです。大河ドラマの思い出は小学生のときに初めて爺ちゃんと毎週毎週楽しみに見ていた、中井貴一さんの武田信玄です。この姿を登一(祖父)に見せたかったです」と感激。「コント番組で昔の格好をすることはありますが、大河のような本格的なセット、衣装、かつら、作法など初めてだらけです。そうそうたる俳優陣の皆様の足を引っ張って邪魔しないようがんばります。ただ緊張しないためにもオモシロ髭(ひげ)くらい書いて挑んでもオッケーにしていただきたいです」と意気込みを語った。

 「光る君へ」は、連続テレビ小説「ふたりっ子」「オードリー」や「セカンドバージン」などで知られる大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。平安中期、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来18年ぶり2作目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来16年ぶり2作目の大河出演にして初主演となる。

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2023年3月20日のニュース