ハイスタ・難波章浩 メンバー恒岡章さんの死去乗り越え5週ぶりにラジオ復帰「辛かった…ほんとに」

[ 2023年3月20日 11:52 ]

「Hi-STANDARD」の難波章浩(左)、恒岡章さん(中央)、横山健
Photo By 提供写真

 Hi-STANDARDのボーカル&ベース難波章浩(52)が、19日に放送されたFM新潟「難波章浩の今夜もCLOSE TO ME」(日曜後6・00)に出演。2月14日に同バンドのドラマー恒岡章さんが死去後、同番組を欠席していたが、5週間ぶりに復帰して心境を語った。

 冒頭、難波は先月19日以降の休演を謝罪した。「恒ちゃんが天に召されてしまい、何かしらの言葉を発したい自分もいたんですけど、なかなか言葉が…どう表現していいのか。この1カ月、正直、まあ辛かったですね…ほんとに」と吐露。「あんまり思い出せない…混沌とした日々を過ごしてたんですけどね」と、悲しみと苦しみの中にいた1カ月を振り返った。

 番組復帰は、「やっと最近、笑うことができたり、日常が自分の中で戻って来た感じになってきた」ことと、東日本大震災から12年を迎えた3月11日がきっかけとなったという。「3月11日は次男の誕生日で、誕生日会もしつつ、震災を受けてハイスタは“東北に光を”というキーワードを持って復活した。困難、悲しみを乗り越えてるたくさんの人をハイスタは励ましてるつもりでいた。そんな中、自分がいつまでも悲しんでばっかりはいてられないなと思った」という。

 すでにハイスタの継続は表明しているが、「まずこれ以上心配掛けたくないなというのがあって。たくさんメッセージをもらって感謝しかないんですけど。俺は大丈夫だよ、乗り越えてるよって…そこを届けられたらなと思って、スタジオに来ました」と説明。この1カ月、毎日のように連絡しあっていたというハイスタのギター・横山健がライブ活動を再開したことも刺激になり、「自分も何かしらのアクションを起こしていかなきゃと思った」と話していた。
 

続きを表示

2023年3月20日のニュース