ハイスタ難波 ドラム恒岡さんが他界してもバンド継続を決意…心を動かしたギター横山の言葉とは

[ 2023年3月20日 12:59 ]

「Hi-STANDARD」の難波章浩(左)、恒岡章さん(中央)、横山健
Photo By 提供写真

 Hi-STANDARDのボーカル&ベース難波章浩(52)が19日に放送されたFM新潟「難波章浩の今夜もCLOSE TO ME」(日曜後6・00)に出演した。2月14日に同バンドのドラマー恒岡章さんが死去後、欠席していたが、5週間ぶりに復帰。ハイスタの今後について語った。

 番組を休んでいた1カ月に言及した。恒岡さんの葬儀にはギターの横山健と参列。残されたメンバー2人で「恒ちゃんはハイスタを今後もやりたかった。それを尊重したい、このまま終わるわけにいかないよね、って」と葬儀の間にずっと話し合っていたという。「健くんは“ボロボロのハイスタでもいいじゃない。元々俺たちなんて、そんなもんでしょ。ボロボロになってくハイスタ見せていってもいいんじゃないの”って。それ聞いて踏ん切りがつきました」と回想した。

 さらに、自身の長男の言葉も背中を押したという。「お腹にいる頃からハイスタの音楽を聴いて、ライブも何回も来て。ハイスタで育ってる。今もバンドでベース弾いて歌ってたりするんですよ。彼がボロボロに泣きながら“絶対にやめないでくれ”って。自分の中でまだ迷いがあったけど、それが全てかなと思った」と語った。

 「恒ちゃん以外の人なんているわけない。継続を選択するのはめちゃくちゃ無謀だと思う。でも、なるべく早くハイスタを好きな人にその気持ちを届けたかった。ほんと今回、あらためてハイスタ、恒ちゃんがたくさんの人たちに愛されていたんだなあと思いました」と、継続を早々に宣言した思いを説明した。

 「何かいろんなこと考えたなあ。命ってこととか、終わりって何なのかなあとか。その答えは一生分からないんだろうな。それでいいんだと思う」としみじみ。そして「なぜかこの1カ月、曲が浮かぶ」と打ち明けた。

 「ハイスタの新曲?漠然とイメージがガンガン出てくる。どう形にしていくのかはまだ未知数ですけど」としつつ、「もしハイスタに“~章”があるとしたら、(シングル)Another Starting Lineを出した時が活動止まってた後の2章目だとしたら、3章目が少しずつゆっくりとスタートしててくれてたらいいなあ、なんていう気持ち」と表現。「また新たなスタートラインに立ったハイスタ。これからどうなっていくのか…ほんとにやるしかない。鳴らすしかない。健くんとずっと話しています」と語った。

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2023年3月20日のニュース