小出恵介「仲本さんの気持ちも胸に…」 舞台「日本昔ばなし」初日、仲本工事さんへの思い語る

[ 2022年11月17日 16:51 ]

舞台「日本昔ばなし」貧乏神と福の神~つるの恩返し~の取材会に出席した(前列左から)生島ヒロシ、星田英利、肥後克広、小出恵介(後列同)大倉空人、黒田こらん
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 俳優の小出恵介(38)が17日、東京・池袋の東京芸術劇場シアターウエスト(小ホール2)で行われた主演舞台「『日本昔ばなし』貧乏神と福の神~つるの恩返し~」の公開ゲネプロと取材会に出席した。同舞台には、先月19日に急性硬膜下血腫のため死去した「ザ・ドリフターズ」の仲本工事さん(享年81)が貧乏神役で出演を予定していたが、小出は「仲本さんの気持ちも胸に初日を迎えた」と語った。

 先月7日に行われた製作発表で、演じる貧乏神役について「素のままでいけばいいと思います」と笑わせていた仲本さん。それからわずか12日後、乗用車にはねられる事故で天国へと旅立った。小出は「製作発表もご一緒にした上での突然のこと」と衝撃を語りつつも、「気持ちを自分の中で整理することを自分の中で進めていかないといけなかったんですけど、新しくきてくださった皆様の意気込みや熱意を感じられて、それを舞台にうまく消化できたらいいなと。こういう話なので和やかに笑って楽しい気持ちでできることが正解だと思うので、なんとかそこまでたどり着けたら。仲本さんの気持ちも、皆さん胸に初日を迎えたと思います」と話した。

 仲本さんの代役は星田英利(51)、生島ヒロシ(71)、片岡鶴太郎(67)が日替わりで務める。ゲネプロで同役を演じた星田は、「決意というのは受けたときからしていますので、頑張るのみです。言い訳しません」と語った。

 同舞台は17日から27日まで東京芸術劇場シアターウエスト(小ホール2)で上演。共演は中村ゆりか、原日出子、安寿ミラら。

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