大山加奈さん　双子ベビーカー乗車拒否問題受けバス会社と意見交換会「相互理解が深まる素晴らしい時間に」

バレーボール元日本代表の大山加奈さん
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　バレーボール女子元日本代表でスポーツ解説者の大山加奈さん（38）が17日、自身のブログを更新。双子を乗せたベビーカーでバスに“乗車拒否”されたと明かしSNSなどで議論が巻き起こったことを受けて、バス会社と意見交換会を行ったことを報告した。

　大山さんは今月7日、自身のブログなどで、1歳9カ月の双子を乗せたベビーカーとバスに乗ろうとしたところ、乗車拒否されたと告白。次のバスには乗れたものの、乗降の際に運転手のフォローはなかったと明かし、「もう少し手を差し伸べてもらえたらありがたい」などととつづっていた。この投稿はSNSで議論を呼び、大山さんのもとには「手伝ってもらう前提で行動するな」という声が多数届いたという。

　大山さんが「前回は東急バス　今回は都バスでした」と明かしたことを受け、今回東急バス側からの呼び掛けで意見交換会が実現した。「これを機に双子ベビーカーでも　構えたり諦めたりすることなく　安心してバスを利用できるよう　利用者とバス会社さんとの相互理解が　深められればという思いから、実際に運転士のみなさんに双子ベビーカーの重さを感じてもらったり　バスへの乗せおろしや車内での転回がどのくらい大変なのかをぜひ体験していただきたいという旨を伝えさせてもらい、今回の意見交換会が実現しました」と経緯を説明し、運転士が双子が乗ったベビーカーを操作するショットなどを公開。「相互理解が深まる素晴らしい時間となりました」と振り返り、「『ぜひ安心してご利用ください』という　心強くありがたいお言葉もいただきました」と明かした。

　「自分もですがみんなが　ちょっとの優しさと　ちょっとの思いやりを持ち　双子ベビーカーだけでなく　1人乗りベビーカーの方、お子さん連れの方、車いすの方、ご高齢の方、すべての人が安心して利用できる乗り物であってほしいですね」とつづった大山さん。「お忙しい中、貴重なお時間を作っていただいた　東急バスさま、ありがとうございました!!」と感謝をつづった。