「しめじ」寺本大樹さん 交通事故により死去 兄で相方・太朗「悲しみを抑えることができませんでした」

[ 2022年11月17日 17:44 ]

「しめじ」寺本大樹さん(左)と寺本太朗
Photo By 提供写真

 お笑いコンビ「しめじ」の寺本大樹さんが交通事故により13日に、23歳で亡くなったことが17日、所属のプロダクション人力舎から発表された。これを受け、大樹さんの兄、コンビの相方である兄・寺本太朗(25)が自身のツイッターで弟への思いをつづった。

 太朗は「故人のことを悪く言うのは良くないと思いますし、そもそも僕自体そんなにできた人間ではないと言うことも踏まえても、彼は決してお手本になるような人間ではありませんでした」とコメント。「周りの人に迷惑ばかりかける生き方をしてきた彼ですが、あんな人間でも、人が亡くなるという事、それに立ち会うと、その説得力が僕やその場に立ち会ってくれた人々に語りかけ、悲しみを抑えることができませんでした」とつづった。

 「彼がどんな生き方をしていても、彼が生きていたことそれ自体が素晴らしい事だったんだなと今は思います」と太朗。「生前彼の生き方が面白いと思い、話してくれた芸人の方たちが、いつかまたそれを振り返って笑って頂けると彼も幸せかと思います。応援して頂いた方ありがとうございました」と感謝した。

 人力舎は「弊社所属お笑いコンビ『しめじ』寺本大樹(享年23歳))が令和4年11月13日(日)に交通事故のため都内病院にて永眠いたしました」と報告。「ここに生前の御厚誼に深謝するとともに謹んでお知らせ申し上げます」と報告。すでに葬儀・告別式は終えており、「突然の悲報に社員、所属芸人共に未だ現実を受け止めきれない状況です。人力舎の仲間になって4年、芸人仲間に支えられ、ファンの皆様にも愛される存在でした。今まで寺本大樹を応援し、笑ってくださった皆様に心より感謝いたします」とした。

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2022年11月17日のニュース