八代英輝弁護士　フリマで偽美容液販売の女逮捕に「人体にリスクあるものを販売…詐欺としても悪質」

八代英輝弁護士
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　弁護士の八代英輝氏（57）が17日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。ロート製薬（大阪市）が製造する美容液の模造品を販売したとして、大阪府警が商標法違反と医薬品医療機器法違反の疑いで中国籍の無職の女（31）＝埼玉県戸田市＝を逮捕したことに言及した。

　府警によると、個人間で売買できるフリーマーケットサイトなどを通じて偽物の出品を繰り返していたとみられ、「頼まれて商品を配送しただけ」と否認している。逮捕容疑は10月15日、ロート製薬が製造販売する「メラノCC薬用しみ集中対策プレミアム美容液」の模造品計5本を、大阪府内の30代と50代の女性に計5400円で販売した疑い。正規価格より300～500円安く販売しており、鑑定の結果、正規品に含まれる美容成分が全くないことが判明した。府警は、容疑者宅から、パッケージなどを本物そっくりに模倣した約1600本を押収。組織的な犯行の可能性もあるとみて製造元なども調べる。

　八代氏は、美容成分が全く入っていなかったことに「危険ですね。詐欺行為にも当たりますし、もちろん傷害行為にも当たり得ますし、さらには商品名を偽っているということで商標法違反ですよね。数々の法律違反なんですけども、人体にリスクがあるものを販売するということは悪質ですね、詐欺としても」と指摘した。