佐藤天彦九段が挑戦者決定2番勝負進出 羽生善治九段下す 第48期棋王戦挑戦者決定T決勝

[ 2022年11月17日 20:57 ]

棋王戦挑戦者決定2番勝負進出を決めた佐藤天彦九段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第48期棋王戦は17日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定トーナメント決勝を行い、後手の佐藤天彦九段(34)が羽生善治九段(52)を下して挑戦者決定2番勝負進出を決めた。同2番勝負で1勝すれば来年2、3月開催予定の5番勝負で渡辺明棋王(38)=名人との2冠=に挑む。

 敗れた羽生は敗者復活トーナメント決勝に回り、同1回戦の藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=VS伊藤匠五段(20)の勝者と対戦する。5番勝負出場までには3連勝が必要だ。

 羽生は現在進行中の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグでは首位を走っており、藤井王将への挑戦まであと1勝と迫っている。

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