「鎌倉殿の13人」トキューサ 義時から一喝「そこでくつろぐな」ネット爆笑!丸餅失敗&童顔など癒やし枠

[ 2022年9月10日 13:50 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第34話。路地の便所に落ちた北条時房(瀬戸康史)(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は4日、第34話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。鎌倉を舞台に、御家人たちが激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 第34話は「理想の結婚」。3代鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)と後鳥羽上皇(尾上松也)の従妹との婚姻が決まり、政子(小池栄子)の心配をよそに喜ぶりく(宮沢りえ)。一方、後鳥羽上皇は源仲章(生田斗真)慈円(山寺宏一)らと鎌倉の行く末について思案していた。そんな中、代々受け継ぐ「惣検校職」のお役目を返上するように、と北条時政(坂東彌十郎)から求められた畠山重忠(中川大志)は疑念を抱き、北条義時(小栗)に相談…という展開。

 冒頭、北条時房(瀬戸康史)が義時の息子2人と釣りから戻った。

 時房「ただいま帰りました。今日も楽しかったな」

 義時「いつも申し訳ない」

 時房「子どもが大好きなので」

 義時「臭いな」

 時房「追いかけっこしていたら、路地の便所に落ちてしまいまして。これからは近づいてはいけないぞ。さ、早く体を洗ってきなさい」

 義時「怪我はなかったか」

 時房「大丈夫。落ちたのは私ですから。あの子たち、いつか比奈さんが帰ってくると信じてるんですね。そう考えると、何だか切なくなってきました(寝そべる)」

 義時「(時房に)そこでくつろぐな!」

 時房「はい?」

 「そこでくつろぐな!」がSNS上の話題に。「(義時が)完全に銀さん(小栗主演の映画「銀魂」)やった(笑)」。「トキューサ、今週も癒やしをありがとう(笑)」「時房のこのキョトンとした顔。天然だな(笑)」などと視聴者の爆笑を誘った。

 時房は第30話「全成の確率」(8月7日)、時連(ときつら)から改名。時政に報告した際、りくが「トキューサ?」と聞き間違えた。

 第25話「天が望んだ男」(6月26日)は北条家仏事の恒例行事の丸餅作り。時連は「うまくまとまりません」と不器用。源頼朝(大泉洋)は喉に餅を詰まらせたものの、吐き出して九死に一生を得た。「五郎が作ったやつだわ」(実衣)に焦りまくった。

 第27話「鎌倉殿と十三人」(7月17日)は年長者として源頼家(金子大地)に仕えることに「悪目立ちしませんか」と心配したが、政子は「顔立ちが幼いから大丈夫よ」と“童顔イジり”。義時の右腕として活躍しながら、コメディーパートも担う。

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