金平茂紀氏　エリザベス女王の国葬「ごく自然」　賛否の日本と対比「主権在民という言葉の重みを実感」

東京・赤坂のTBS社屋
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　ジャーナリスト金平茂紀氏が10日、TBS系「報道特集」（土曜後5・30）に生出演し、安倍晋三元首相の国葬実施をめぐり、あらためて疑問を口にした。

　金平氏は英国のエリザベス女王が8日に死去したことと対比。「在位70年余り、公務や慈善活動に熱心に取り組む姿は、多くの国民から親しまれていました」とその功績を称え、「ごく自然に国葬が営まれるでしょう」と国民の弔意が集まる式になるとした。

　対して、「私たちの国の世論では、安倍元首相の国葬の是非をめぐって、反対、疑問の声が広がっています」と指摘。国会での審議を経ず、実施や費用を閣議決定するなどした政府に疑問の声が上がっており、金平氏は「主権在民という言葉の重みを実感します」と皮肉を込めて批判した。