トラウデン直美「華々しい」経歴への葛藤を吐露「そこに自分が追い付いている感覚がない」

[ 2022年7月3日 23:10 ]

トラウデン直美
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 モデルでタレントのトラウデン直美(23)が3日放送の日本テレビ「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)に出演。自らの経歴に複雑な胸中を抱いていると明かした。

 2012年に「ミス・ティーン・ジャパン」でグランプリに輝き、13歳でファッション誌「CanCam」の専属モデルに。9年5カ月の在籍期間は歴代最長だ。ほかに、お天気キャスターや情報番組コメンテーター、昨年にはビジネス誌「Forbes JAPAN」が選出する「世界を変える30歳未満の30人」の1人になった。慶応大学卒としても知られる。

 トラウデンは、自身の転機に天皇陛下の即位を披露するパレード「祝賀御列の儀」特別番組への出演を挙げた。2019年、NHKの特番に出演、そのコメント力が評判になった。「今まで(仕事を)やってきて、すごく良かったみたいな気持ちを、初めて感じたタイミングだったかもしれない」と感じたそうで、「CanCamに入ったのも、半年前までランドセルを背負って(小学生だった)感じだったので。とにかく先輩たちのマネするだけ、やっと自分の力で何かを得られたなって瞬間でした」と振り返った。

 これまでの経歴に触れ「自分で言うのはメチャクチャ角が立つかもしれないけど、確かに華々しいなって見えますよね」と話し、「でもそこに自分が追い付いている感覚がないから自信が持てないし。でもその自信のなさが嫌味に見えるし。なんて言うんだろう…」と複雑な胸中をのぞかせた。周囲の評価に対して「背伸びでもしないと追いつかないし、っていう葛藤がずっとあった。だからこそ自信があまり持てずにいた」とも語った。「いい子でいなきゃ」との気持ちもあったという。

 トラウデンの胸中を聞いた番組MC・山崎育三郎は、「自分をさらけだして向き合うことが、どこか苦手な部分があるけど、それを壊そうとしているのが伝わった」と神妙な面持ち。「壊そうとはしています」と応じたトラウデンは、「大丈夫かな私。エネルギーをすごい使った感があります、今日」と笑っていた。

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2022年7月3日のニュース